ワープロのフロッピーをパソコン用に変換
1981年、日本初の文書コンバータ(変換装置)を開発した
経験豊富な大精電子にお任せください
写真は1980年代に大精電子が開発した最初期のワープロ・電算写植間の文書コンバータです。CPUはZ80、主記憶装置はROM 4KBとRAM 208KB、入出力装置として8インチFDDと紙テープリーダ/パンチャを装備していました。
オアシス、キヤノワード、書院、ダーウィン、U1Pro、文豪、ルポ、リポート、EZPSなどのワープロ機やDTPシステムで作成された文書フロッピーディスクは、Windows(ウインドウズ)やMacintosh(マッキントッシュ)などの一般的なパソコンで使うことができません。
これらのフロッピーディスクはパソコンで読み取りができないだけでなく、不用意にパソコンに差し込んでしまうとそのフロッピーディスク自体を壊してしまう場合さえあります。それは、元々ワープロ機というものがメーカー間の互換性という概念がないまま開発されているからなのです。
近年のワープロは、全盛期には各メーカーから多くの製品が登場したワープロ専用機から、ほぼ100%がWindows(ウインドウズ)やMacintosh(マッキントッシュ)パソコンにワープロソフトをインストールして使う形に移行しました。そして、現在国内のワープロ機は全て生産中止となり、しばらくは続けられていた修理や補修部品などのメーカーサポートも残念ながら今では終了してしまいました。
私たち大精電子では、このようなワープロ機の文書フロッピーディスクをお預かりして、一般的なパソコンのワープロソフトで使用できるような文書にする、ワープロ文書変換サービス(コンバートサービス)を行なっております。
お手持ちのワープロ文書フロッピーディスクを、たとえば新しくご購入されたパソコンで使えるように変換することによって、お客様が今までに作り貯めた貴重な文書の有効活用が可能になるわけです。また、印刷物制作やウェブ制作業務においてデータ原稿がワープロ文書フロッピーの場合にもご活用いただけます。
もし、このようなデータ変換を行なわない場合には、残された印字物やご記憶を頼りに最初からパソコンのキーボードを打って一から入力しなおさなくてはなりません。これらの手間と時間、もしくはこれらを入力業者(それは弊社もそうではあるのですが……)に依頼する際にかかるコストとお比べいただければ、弊社ワープロ文書変換サービスの料金もご理解いただけるリーズナブルさとなっております。
まだまだ旧式のワープロ機を問題なくお使いの場合でも、今後もしも故障してしまうと修理はほぼ不可能です。お早目にお持ちの貴重なワープロ文書資産をパソコン用に変換されておくことをおすすめいたします。
なお、本サービスはデータ変換システムによってワープロデータを元に異形式のパソコン用データを自動生成するため、文書の内容が全くの完全一致とはならず、データ納品後にお客様側においてある程度の手作業によるご調整・編集が必要な場合もございます。しかしながら、その場合におきましても全ての文字を新たにキーボードから入力し直す労力と時間とコストの大幅な削減は十分ご実感いただけるものです。
お客様においてのご調整・編集作業がむずかしい場合には、別途オプションといたしまして弊社オペレーションサービスの専門オペレータが、お客様に代わってワープロ文書の調整・編集作業を行なわせていただくことも可能でございます。
また、フロッピーそのものが壊れて文書が読み取り不能になってしまった場合でも、弊社データリカバリーサービスによりデータを救済できる場合がありますのでご相談ください。
ワープロ文書変換サービスの流れ
変換対応機種ワープロ文書変換サービス対応機種一覧表
変換料金
オペレータによる文書調整
ワープロ文書変換サービスFAQワープロ文書変換に関してよくお寄せいただくご質問と回答
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※店舗ではないためご来社お持込みには対応しておりません。
お手数ですが上記宛先へご送付くださいますようお願いいたします。
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各社ワープロ文書は、特殊文字・文字修飾・書式情報・罫線など、それぞれが異なった独自の機能を持つため、元の文書と全く同じ状態のまま他のワープロ文書へ変換を行なうことは技術的に不可能です。このため、少なからず文字や罫線の化け・欠落やレイアウトの崩れなどが発生する場合がございますので、納品後の文書は必要に応じてお客様にて調整を行っていただくようお願いいたします。
また、この調整作業を別途オプションサービスとしても行っております。詳しくは大精電子までお問い合せください。
メーカー | 主な変換対応機種 | |
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富士通 | OASYS ビジネス機, パーソナル機, Liteシリーズ | ワープロ文書変換サービス 対応機種一覧表はこちら |
キヤノン | キヤノワード CW, α, NX, J, EZPS | |
シャープ | ビジネス書院, パーソナル書院 | |
東芝 | トスワード, ルポ | |
日本電気 | ビジネス文豪, 文豪MINI5, 文豪MINI7シリーズ | |
松下 | U1Pro・スララ | |
カシオ | カシオワード, DARWIN | |
サンヨー | サンワード | |
リコー | リポート, マイリポート | |
日立 | ワードパル, withme | |
ミノルタ | ワープロエース |
※ | ワープロ上の図・表計算・住所録などは変換できない場合があります。 |
※ | 同じワープロでも型番やバージョンによっては変換できない場合や、また上記以外に変換可能な場合もありますので、詳しくはお問い合せください。 |
標準的な作業料金となります。詳しくは大精電子までお問い合せください。
サービス名 | サービス内容 | 料金 | |
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変換元 | 変換先(拡張子) | ||
ワープロ 文書変換 |
各社ワープロ文書 |
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変換元フロッピー 1枚につき : 3,300円〜 (うち消費税300円〜) |
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変換元フロッピー 1枚につき : 2,200円〜 (うち消費税200円〜) |
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キヤノンEZPS文書 |
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対応しておりません | |
納品メディア | 3.5インチフロッピー | 対応しておりません | |
CD-R | 1枚につき : 330円 (うち消費税30円)※2 |
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USBメモリ | お問合せください※2 | ||
Eメールにて送信※3 | 無料 | ||
発送手数料 | − | 550円 (うち消費税50円〜)※4 |
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メディア変換 |
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内容により異なります。 詳しくはお問合せください |
プリント出力 | 各社ワープロ文書 | プリント出力 | 対応しておりません |
※1 | 一般文字のみが対象となり、各種修飾およびレイアウト情報などは変換されません。 |
※2 | 変換先メディアをご支給いただける場合は納品メディア代は不要です。 |
※3 | お預かりした変換元フロッピーの返送のための発送手数料は必要です。 |
※4 | お預かりした変換元フロッピーの返送および納品メディア送付のための費用です。 |
オプションサービスとして、弊社オペレーションサービスの専門オペレータが、お客様に代わってワープロ文書の調整・編集作業を行っております。
原則としてワープロ文書変換サービスでは変換システムによる自動変換を行っているため、納品文書の文字や罫線の化け・欠落やレイアウトの崩れなどが生じた場合の調整作業はお客様にお願いしておりますが、PC操作の不慣れな場合や作業人員や作業時間が不足の場合などは是非ご利用ください。
また、変換未対応機種であったり、フロッピーが破損して読み込み不能な場合においても、元の原稿を紙などでご用意いただけさえすれば、ワープロ文書として新規作成することも可能です。
詳しくは大精電子までお問い合せください。
サービス名 | サービス内容 | 料金(税別) |
---|---|---|
文書調整 | WORD文書(.doc .docx)、EXCEL文書(.xls .xlsx)他 | 内容や難易度により異なります。 詳しくはお問合せください |
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